2013年春 関西巡遊の旅
 
01 ルート図・行程表  06 京都府(1)  11 琵琶湖西岸~比叡山  16 奈良・桜井市~  21 奈良市
02 岡山・井原市~総社市
 07 京都府(2)  12 滋賀県~三重県  17 奈良・明日香~高取  22 奈良市~山添村
03 岡山県・北部  08 京都市(1)  13 三重・菰野~伊賀市  18 高野山~大阪  23 奈良~京都・木津川市
04 岡山・津山~美作市   09 京都市(2)  14 三重・伊賀市~津市  19 奈良・天理~大和郡山  24 木津川市~大阪・豊能町
05 兵庫・朝来~丹波  10 京都~滋賀  15 奈良・宇陀市~山添  20 奈良・生駒~奈良市  25 大阪~兵庫・岡山
     
  02 岡山・井原市~総社市    

  3月30日、自宅(高知市)を出発。
これから、2ヶ月にわたる車中泊旅行が始まる。

岡山までは高速道路を利用した。

← 瀬戸大橋の途中にある、与島サービス    エリアに立ち寄り。

 この高速は、何度も通ったが、寄り道したのは初めてだ。

春休み中だからだろうか、子供ずれのお客さんが多いようだ。

    13時半、岡山県井原市 着。

桜橋公園の対岸にある井原堤。

桜並木は2kmもあり、満開の桜に満足。



 写真の女性たちは、東南アジアから、この近くの町に研修に来ている娘さんたちです。

   ←公園の下の河川敷は、駐車場になっている。

土曜日でもあり、なかなかの賑わいです。



 井原桜まつりを楽しんだ後、近くの「嫁いらず観音院」へ行く。
 上写真は、「嫁いらず観音院」入り口にある相原公園の駐車場です。
左の方の建物は、トイレ棟です。

「嫁いらず観音院」の本堂前には、三十三
観音巡りがある。

観音様が山を一周するように配置されている
 
 巨大な聖観音菩薩が、見下ろしている。

  天体観測にも興味があったので、美星天文台(井原市美星町)へ行きました。

夜間開館は、18時~22時(金土日月のみ)。
入館料は、300円。

ほんとに、今日は初日から盛りだくさんだ。

(左)101cm望遠鏡のドーム。
 
(中)天文台受付のロビー。
 

←↑ 101cm望遠鏡本体。
    本番前に外部ストロボで撮影。

この日は、薄雲が出ており観測条件はあまり
良くなかった。
それでも木星の縞模様や、木星の衛星4個が見られ、ラッキーでした。
人生、初めての経験!

 
 
 ↑ 美星スペースガードセンター展示館の   内部。

NHKのコズミックフロントの番組で知ったのですが、ここでは地球に接近する小惑星や宇宙ゴミの観測をしています。



 
     観望に来ていた人は、15人ほどでした。

20時、美星天文台を出発。

本日の車中泊地、まきび公園(倉敷市真備町)を目指す。カーナビの設定が適切でなかったためか、さんざん苦労してやっと見つけた。

 (左) ここで、車中泊。

← 隣接したお寺の石仏。
 
3月31日、9時15分 まきび公園を出発。



← 20分ほどで真備町の「石槌山毘沙門天」
   の登り口に着いた。

 山道を10分ほど登ると、「石槌山毘沙門天磨崖仏」に到着。

標高130mの石槌山の山頂。
大岩に刻まれた毘沙門天立像が邪鬼を踏みつけ鋭い眼光を放っている。


 「石槌山毘沙門天磨崖仏」
        ↓
     詳しくはコチラ
   10時50分、山崎六地蔵磨崖仏(総社市)に着いた。


辺りはのどかな田んぼが広がっています。

   六地蔵は、お堂の後ろの大岩に彫られています。

左端は不動明王。


 山崎六地蔵磨崖仏
      ↓
   詳しくは、コチラ
    総社市の福山城跡に、猿田彦神社があり、西国三十三観音石仏に出会える。


 ↑ 荒れ果てている猿田彦神社

← 猿田彦神社への最短コースとなる和霊神社に、駐車して三十三観音巡りに出発。
      猿田彦神社の直前の分岐から、八畳岩と呼ばれる花崗岩の巨岩にかけて、西国三十三観音石仏が並んでいる。

でも間違えて、猿田彦神社から福山城跡に行ったので、なかなか見つけられなかった。
帰る道で、やっと出会えました。

和霊神社に11時半に着いて、33観音巡りから再び、駐車場に帰り着いたのは14時だった。

  猿田彦神社の石仏→詳しくは、コチラ
     ← 15時、「サンロード吉備路」着。
   温泉に入浴(600円)。

 (中) サンロード吉備路のホテル専用の庭
     写真左の方の駐車場で車中泊。


 ここのトイレは、深夜は閉鎖される。
 道理で、道の駅を名乗っていないことが分かった。

     4月1日、9時40分 「サンロード吉備路」を出発。


岡山市新庄上にある「庚申山毘沙門天磨崖仏」を訪れる。

(中) 駐車場から石段を上がると観光協会    の案内看板がある。

(左) 更に石段を登っていくと、頂上に毘沙    門天を彫った大岩が現れる。

  庚申山毘沙門天磨崖仏」
        ↓
   詳しくは、コチラ



 10時45分、総社市奥坂の「岩屋三十三観音」目指して出発。
  
      まず、一番手前にある”穴観音エリア”
  (上地図の右下隅)を訪問。


(左) 穴観音エリアの入り口

(右) 穴観音を安置しているお寺ですが、
   堂内は真っ暗で、鍵が掛けられてい
   て全く見えない。
   


 上の絵地図にあるように、鬼城山にあった石仏がここに移されいます。

そのためかどうか、なかなか味わいのある石仏がたくさんありました。

   ”穴観音エリア”を後にして、一番奥の”岩屋エリア”に向かう。(上絵地図の左上)




  岩屋三十三観音
      ↓
    詳しくは、コチラ
   ← 鬼ノ城ビジターセンターから車で10分ほどのところにある巨石「鬼の差し上げ岩」。
この岩は縦15m・横5m・厚さ5mもの大きさがあり、温羅(鬼)がこの巨大な岩を差し上げて岩屋をつくったそうです。

 間近で見ると、その大きさ、迫力に圧倒される。


 ↑ 三十三観音石仏も随所にあります。
   ← 岩切観音

   大岩下部の一対の石仏の上の方に、    観音様が彫られています


↑ 鬼ノ城ビジターセンター駐車場
  ここで車中泊。

  岩屋エリアでは、山道の落ち葉をボランチアで清掃している方が、一緒に案内して下さった。感謝。
 その方の話。「、左写真の大岩の石組みは、自然にそうなったと言うよりは、何か人工的な感じがする」。
 そう言われれば、そんな感じもする・・。
   
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