2012年春 四国・中九州巡遊の旅
 
01 ルート図・行程表  06 六郷満山(2)  11 院内町~耶馬溪町  16 山都町~美里町  21 豊後大野市
02 高知県内  07 六郷満山(3)  12 耶馬溪~山国町  17 御船町~山都町  22 豊後大野市~佐伯市
03 愛媛県内  08 豊後高田市~宇佐市  13 日田市~玖珠町  18 五ヶ瀬町~竹田市  
04 大分市~日出町   09 宇佐市安心院町  14 日田市~九重町  19 竹田市  
05 六郷満山(1)  10 宇佐市院内町  15 阿蘇市~山都町  20 竹田市~豊後大野市  
     
  18 五ヶ瀬町~竹田市    

   
4月13日、8時20分。道の駅「通潤橋」発


熊本から、宮崎県に入る。

← 原田家の桜 (宮崎県五ヶ瀬町)


 「浄専寺の桜」のすぐ近くです。

 美しい見事な桜なので思わず撮りました。

   ← こちらが本命の「浄専寺のしだれ桜」


 樹齢250年、高さ15m、幹周3mで、江戸時代末期に、住職が京都から苗木を持ち帰り、植えたものと伝えられている。

 宮崎県天然記念物に指定されている。


 9時半、浄専寺発。

 
    10時、高千穂峡 着。

 絵になる一枚です。

 ボート乗り場近くの駐車場に駐車(料金500円)して、峡谷を散策。

貸しボートは、30分=2000円と、高いので止めた。


 
   

 ↑ ボート乗り場付近。

     (右) 高千穂峡散策路


(左) 奥の方にある高千穂三橋。


   ← 天岩戸(あまのいわと)神社
   (高千穂町岩戸)。


 高千穂町の中心部より、北東に約7kmのところにある




 ↑ 天岩戸神社 西本宮

 ↑ 天安河原(あめのやすかわら)

  ↑ 仰慕窟(ぎょうぼがいわや)
    天岩戸神社の裏参道より、渓谷沿いに歩いてゆくと、10分ほどで天安河原に行ける。

渓流の河原には、賽の河原のようにおびただしい数の石が積み重ねられている。

 この一帯が”天安河原”で、さらに奥に歩くと、迎慕窟(ぎょうぼがいわや)がある。


← 迎慕窟から外を見る。



 13時半、天岩戸神社 発。

県道41号を北上し、竹田市を目指す。

 
   14寺半、音無井路円形分水 着。
      (竹田市百木)

 円形分水は十二号分水とも呼ばれ、昭和9年に完成。
この水は、取水口から約2kmの暗渠(トンネル)を通って、ここで初めて地表に出てきます。

 現在の円形分水までの通水は、明治25年に完成したが、ここから3つの幹線水路に分配する水の量をめっぐて、水争いが絶えなかったという。

このために、この円形分水が造られた。

   水の出る四角の穴は全部で20個あり、耕地面積に比例した水量が割り当てられ、水争いも無くなったという。


 音無井路の導水工事は、元々は江戸時代の元禄6年(1693)にはじまった

岡藩の家臣であった須賀勘助は、藩の財政を確立するために水路開削工事を始めたが、完成前に暴風雨にあい、工事は頓挫してしまう。
勘助はその責を一身に背負い、切腹して藩主に詫びたということである。


今、円形分水からは蕩々と水があふれているが、先人たちの想像を絶する苦労が偲ばれる。

 
  ↑ 円形分水の歴史を記した看板

 ↑須賀勘助の頌徳碑(しょうとくひ)
   
 15時15分、白水ダム着。
     (右岸住所:竹田市大字次倉3732)

 ダム湖の湖面と、流れ落ちる水流の両方が同時に見られる”右岸側”に行ってみた。
駐車場からは、1kmほど歩かなければならないが、眺望としてはこちらがお勧めだ。
道順はなかなか分かりにくいが、”宮砥(みやど)郵便局”経由で行くと良い。


↑ 駐車場に駐車し、この道を歩いていく。
←↓ ばっちり、撮れました。
    16時15分 白水ダム 発。
 
 
 17時、岩戸橋(通称:車橋) 着。
     (竹田市萩町北原)





↑ 右:岩戸橋。 左:新岩戸橋。


 下から順に、岩戸水路橋、岩戸橋、岩戸大橋。

新岩戸橋は、岩戸橋に隠れて見えない。



 石橋、詳しくは、こちら
    17時15分、高鼻公園 着。

県道135号線を走っていたら、たまたま見つけた公園です。
 バス停の看板が見えますが、「大野竹田バス・高鼻公園前のりば」です。

場所・竹田市萩町馬背野峠


 大分疲れなので、ここで車中泊とする。

 写真の木造は、トイレ棟。

 確か照明は、付かなかったと思う。

 山の中の寂しいところでした。


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