|
3月26日昼頃、高知市を出発。
最初の訪問地は、高知県内の佐川町斗賀野(とがの)にある「ゆうげん地蔵」です。
国道494号線旧道の斗賀野峠中腹から左へ入り、道路から左下方の田んぼの中の大きなモッコクの木の横にあります。
入試合格の”ごりやく”があるとのことですが、建立の由来には悲惨な話がある。
|
|
|
今から300年ほど昔、村医者の児島又玄(こじまゆうげん)は、殿様に自分の医術を面白半分に試され、愚弄されたため焼身自殺してしまいました。
やがて”又玄”の怨念が殿様を苦しめたため、祟りを鎮めるために、地蔵さんを造ってお祀りしたとのことです。
|
|
2番目は、こっくり地蔵。(乗台寺)
(高知県高岡郡佐川町甲1746)
← 真ん中のお堂に安置されている。
天幕に隠れて、肝心の肩から上が
見えない。
|
|
|
乗台寺本堂と庭園
|
|
柴尾の一本杉(越知町)
杉の推定樹齢は約600年、樹高31m、周囲4.7m。
国道33号線を高知方面から越知町に入る信号で旧道に入り、すぐ右折で、佐川町黒岩方面へ行く道沿いにあります。
|
|
|
一本杉の脇には、お堂がある。
根本には、「先人の遺訓を後生に引き継ぐ」と刻まれた石標がある。
|
|
|
15時半、「耳無地蔵」(越知町立仙野)着。
越知町の町並を過ぎてすぐ、国道33号を右(川の方)に降りていくと立派な案内石碑がある。
|
|
「耳無地蔵」の由来
小泉八雲の「耳なし芳一」と同じような話が、平家伝説のメッカともいえる越知町に、江戸時代の昔からあった。
|
|
|
昭和50年に再建された耳無地蔵。
高さ40cm、笑顔の合掌仏です。
確かに、耳はありません。 |
|
「耳無地蔵」に降りていく手前にあった
お地蔵さんです。
|
|
仁淀川町のひょうたん桜公園。
高知県の山奥。
桜は全く、咲いていない。
完全な空振りだ。
|
|
大渡ダム公園より、大渡ダムを望む。
|
|
|
ダム湖と大渡ダム公園駐車場。
旅の第一夜は、ここで車中泊。
水洗トイレ有り。
|
|
3月27日、9時半大渡ダム公園発。
国道33号を松山方向に走り、バス停「秋葉口」から、赤い鉄橋の別枝大橋を渡って、岩屋川に沿って行く。
途中何度も、「”仁淀村生芋車ざこ”にある地蔵さんを知りませんか」と尋ねる。
← こんな道を走っていく。
|
|
|
(左) 左の小さい道を奥に進む。
(右) 道の側に「木地屋地蔵」の祠が見
えた。 |
|
|
本当はもっと山の上にあったが、平成22年にお参りしやすいように、この道路の所まで移転したようです。
赤いエプロンが、「木地屋地蔵」です。
小さく、優しく、かわいらしいお姿です。
|
|
国道に出る帰り道、秋葉神社に寄りました。
四国山地の山奥の神社は、誰も居らず静かな佇まいです。
でも毎年、2月11日の秋葉神社大祭の時は、美しい装束の行列、華麗な鳥毛ひねりを見ようと、県内外から多くの見物人が集まります。
高知県の無形民俗文化財『秋葉まつり』は、1794(寛政6)年から200年以上続いた歴史ある祭りで土佐三大まつりの一つに数えられている。
|
|
|
(左)秋葉神社の本殿 |
|
|
(左)秋葉神社の本殿
(右) 帰り道で見かけた石仏。
国道33号に出て、松山方向へ走る。
|
|
|
|