石仏・道祖神に会いに・・ 白井市の石仏  

 
場 所 千葉県白井市
 訪問日  2014年11月3日
 コメント  
 白井市(しろいし)は千葉県の北西部に位置し、明治以来、梨の栽培が、盛んなことで知られている。
 市北部地区、国道16号線沿線の石仏を訪ねました。

・鳥見神社の歓喜天
・鷲神社の石仏

 の2ヶ所です。


  ○ 鳥見神社の歓喜天

    白井市富塚694


 ← ↓ 鳥見神社の境内と鳥居



 ↑ 鳥居をくぐると左側に、庚申塔が並
   んでいます。


 ↑ 歓喜天は、この祠の中です。



← ↑ 象の頭を持つ、歓喜天。

   男女二天が抱擁する双体像で男女
   和合、縁結び、子恵みの神様です。
   ちょっと特異な石仏です。


 
   ↓ 参道左側の庚申塔











 ←  六臂合掌の青面金剛像。

    造立 明和6年(1769)
 
 


  ↑ 鳥見神社本殿




 ← 超豪華な、本殿の造り。

 ← 本殿壁面には、二十四孝をモチーフ
   にした彫刻がされています。

   北面、「郭巨(かくきょ)」の図柄。

   貧しい郭巨の家は、母と妻と3歳の
   子供の4人暮らしだった。母は孫を
   可愛がり自分の少ない食事を、孫
   に分け与えていた。
   母の食事さえも足りないのに、それ
   を孫に分けるのは無理だった。
   郭巨は、決心し妻に言う。
   「夫婦であれば、子供はまた授かる
   が、母親は二度と授からない。この
   児を埋めて母を養っていこう。」
   妻は悲嘆にくれたが、二人は3才の
   子を連れて埋めに行く。
   郭巨が、涙ながら地面を掘ると、黄
   金の釜が出てきた。
   天から、親孝行な郭巨への贈り物
   でした。
   なんとも”ものすごい”お話です。
 


 ← 本殿壁面の西側羽目板、二十四
    孝の「唐夫人」の図。

   豊満な乳房にドキッとするが、そん
   なエロチックな話ではない。
   歯のない姑に乳を与えて、孝行して
   いる図です。

  ○ 鷲神社の石仏

    白井市木533




 ← 鳥居の右手にある石仏群



 ← 石段を上がった所にある社殿



 



 ← ↑ ショケラ持ちの青面金剛




 


 ← ↑ こちらも、鳥居右手の青面金剛


 



← ↑ 二十三夜供養塔

     造立 宝暦12年


 ※ 鷲神社には、木花開耶姫の石仏が
   がある筈だが、撮りそこなっている。




     
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