↑ グーグルマップのマーカー地点。一緒に探してくれた地元の方が覗き込んでいる。
目印の看板も、降りていく径もありません。ガードレールを跨いで、斜面を降りて
行きます。
なお、車は行き過ぎて引き返してきたので、倉淵方向を向いています。
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場 所 |
群馬県高崎市倉渕町水沼 |
訪問日 |
2013年11月13日 |
コメント |
高崎市で洞窟観音と言えば、石原町の「山徳記念館」の洞窟観音が有名ですが、ご紹介する観音さまは旧倉渕村にあります。
倉渕町公民館で、「倉渕村文化財マップ」を頂きましたが、このパンフレットで紹介されており、訪ねてみることにしました。
公民館で予備知識を仕入れ、現地に行く。
近くに行って探すが見つからず、住民の方に尋ねても知らない。
教育委員会に電話したが、「案内標識も現地へ行く道もない」「危ないから止めた方が良いと言う感じ」の応対でした。
諦めて帰っていると、偶然、地元住民の軽四に出会い、一緒に探して、苦労の末やっと、見つけられました。
ほんとに、幻の観音さまです。
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国道406号から、鳥川に架かる相吉橋
を渡り、山に向けて走る。
ほどなく「林道 榛倉線 終点」の標識
がある。
”終点”標識から、700mほど林道を走
ると洞窟観音の降り口に着く。
← 林道から、洞窟の方向を見たところ。
写真中央奥の方が、横長に崩れて
いる。
これが唯一の目印です。
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← 林道から木の枝に掴まりながら10m
ほど降りて行くと、こんなにほれ込
んでいます。
でも、この横長の穴は、目的の洞窟
ではありません。
写真右下の矢印の先が、目的の洞
窟です。
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↑ 洞窟観音の全景
洞内は薄暗いため、LEDライトを
当てています。
← 実は、向かって右端の観音さまは、
台座ごと地面に転がっていました。
地元の方と二人で、修復しました。
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← 洞窟観音 (正徳2年)
伝承によれば、江戸時代この洞窟で
賭博に耽り、刃傷沙汰が多く起こった
ので、村の僧侶や名主、女衆が鎮魂
と供養のため建てたという。
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