石仏に会いに・・
夕日地蔵
場 所
奈良市興善院町16
訪問日
2013年5月12日
コメント
コスモス寺の別名で知られる般若寺から、奈良市内、東大寺の方向へ下る坂の途中、三叉路の角に、背丈2m余りの石仏が立っている。
会津八一が「ならさかの いしのほとけ・・・」と詠んだのは、この石仏のことである。
柔和なお顔の仏さんですが、西を向いて微笑むように佇む姿から、いつのころよりか「夕日地蔵」と呼ばれるようになった。
↓ 夕日地蔵は、民家の間の狭い敷
地に窮屈そうに立っている。
←↑ 会津八一は、「その表情笑ふが
ごとく、また泣くが如し」と記して
いる。