石仏・道祖神に会いに・・ 山梨市の石仏②  

 
場 所 山梨県山梨市
 訪問日  2018年10月17日
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 山梨市の石仏巡り、2回目は次の6ヶ所です。

 ・春日神社北の馬頭観音
 ・水口の首地蔵
 ・北原の道祖神
 ・西保中の道祖神
 ・西保下の弁財天
 ・城古寺公民館南の道祖神


 ○ 春日神社北の馬頭観音 

    山梨市堀内


 ← 春日神社北の馬頭観音

 




 ←↑ 春日神社北の馬頭観音




  ↑ 県道31号線そば、少し道路に食い込むように鎮座する首地蔵
  ○ 水口の首地蔵  

    山梨市水口2409



 ~現地のいわれ書きより~

 昔、大雨が続いて山の地盤がゆるみ、大きな土砂崩れが起きて、中組の数軒の家々をつぶしてしまった。
その時に転落してきた大きな岩の下敷きになって御子守さんの娘が背負った赤ん坊とともに死んだ。一説によるとその娘はオミヨという十二才の少女であったという。
 それ以来村の赤ん坊がひどい夜泣きをしたり、何かにおびえるようになって娘の霊が祟っているとうわさされた。
 落ちてきた大岩からも夜になるとすすり泣きの声が聞こえてきたという。

 そこを訪れた旅の僧が、娘の慰霊のために石を彫って地蔵の首を作り、巨岩の上に乗せて供養をしたところ赤子の夜泣きもすっかりおさまった。
それ以来、村人たちは首地蔵に香華をささげて供養を怠ることがなかったという。
 ある時、道路が拡幅されることとなって首地蔵の巨岩が邪魔になり、岩を割って撤去することとなった。
石屋が岩に穴を開けたところ、その石屋は家に帰った後、高熱を出して苦しんだ。
娘の霊が祟っているということになり、工事は中止されて、今でも地蔵は道路端に残され、岩が道路に少しはみ出たままになっている。
 また、この岩はもとは道路の反対側にあり、道路の舗装工事の際に現位置に動かしたところ、事故が起きて工事人夫が大怪我したとも伝えられている。

   平成二十四年三月 水口区 中組

        ↑ 民家の石垣前に鎮座する、北原の道祖神      
  ○ 北原の道祖神  

     山梨市牧丘町北原2712

  ○ 西保中の道祖神  

    山梨市牧丘町西保中459




  ↑ 矢印の所に、西保中の道祖神。

 



 ←↑ 西保中の道祖神。


     ほのぼのとした表情、仲の良い
     道祖神です。



    ○ 西保下の弁財天  

    山梨市牧丘町西保下1170





 ←↑ 西保下の弁財天


   



 ←↑ 西保下の弁財天

    鼓川近く、果樹園傍に祀られて
    います。



    

    ↑ 城古寺公民館南の道祖神  造立 寛和2年(986)10月
  ○ 城古寺公民館南の道祖神  

    山梨市牧丘町城古寺301

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