石仏・道祖神に会いに・・ 有帆菩提寺山磨崖仏  



 ↑ 磨崖仏へ行くには、まず熊野神社
    駐車場からスタートする。


 ↑ 鳥居をくぐり、社務所前を通って、
   奥へ行く。
場 所 山口県山陽小野田市有帆 菩提寺山
 訪問日  2014年4月24日
 コメント  
 有帆菩提寺山磨崖仏は、制作年代に関し、奈良時代説と昭和造立説がある。
専門家が調査したが、未だに結論は出ていない。
しかし現地の磨崖仏の前に立つと、論争の行方とは関係なしに、その秀逸な出来栄えに圧倒される。
 ← 10分ほど登ると、巨岩とその奥に
   お堂が見えてきた。



   だが、ここで大失敗!

   矢印の所が、下の写真です。


 ← 右手を見ると案内標識がある。

  「岩の中にもおまつりしてあります」
  ご覧のとおり、↑ 矢印があり、その
  下に、「磨崖仏道順」と表記がある。

  それで私は、穴を通って上に行けば、
  磨崖仏があると、正直に思いました。

  上がって行くとすぐ道が途切れた。
  ここで引き返せば、どうと言うことは
  なかったのですが、そのうち、道に出
  たので、目当てのほうに行きました。

  観光案内所にも電話したが、要領を
  得ず、1時間も迷った末、やっと磨崖
  仏にたどり着きました。

  何のことはない、穴をくぐらず、石段
  をあがったお堂の裏に磨崖仏があ
  ったのです。(ほんの50m先に!)

  この案内標識は、大迷惑!
  撤去するか、要改善です。
  (この標識、地主が親切で掲示?)
 
 ← お堂の裏の、磨崖仏。


 ← 像高3.16m、左手は瓶を掲げ、右
   手は指先で天衣をつまんでいる。

  この磨崖仏の詳しい所在場所に関し
 ては、NETでもはっきりしなかった。

 現地には案内地図もない。公共団体
 発行のパンフレットもない。

 現地の案内標識も、整備されていな
 い。
 たまたま案内標識があっても、不適
 切な誤解をまねくシロモノだったりす
 る。


 でも、仏さんはそんな雑音は気にせ
 ず、悠然と佇んでおられます。



   ← 帰りは、このような鳥居をくぐって
   帰ってきました。

  迷わなかったら、往復30分余りの道
  のりです。

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