石仏・道祖神に会いに・・ 撫牛子八幡宮鳥居の鬼コ  

 
場 所 青森県弘前市撫牛子1丁目3-1
 訪問日  2017年7月28日
 コメント  

 津軽地方には、鬼を神様と崇める鬼信仰がある。鳥居に鬼が鎮座している神社は、岩木川を中心としたエリアに30ヶ所以上もある。

鳥居に鬼を掲げる由来は、定かではないが、一説には、悪霊を取り除く魔除けのためだったのではないかといわれています。

緑色の鬼コがいる神社、撫牛子(ないじょうし)八幡宮を訪ねました。




      ↑   鳥居の上から、鬼コが見下ろしている。






 ← ↑  撫牛子八幡宮の鳥居



     
  ↓ 撫牛子八幡宮の拝殿



 ~ 境内説明板より ~


 「撫牛子の鬼コに角コ無エ~」
 「西郷隆盛に首タコ無エ~」

 と、わらべ唄に歌われて来たこの鬼コは、
 悪霊を防ぐ魔除けのために氏子一同が
 鳥居にあげたものである。

  最初の鬼コは、甲冑師 高山玄南作の
 木彫であったが、昭和二十六年の大火で
 焼け落ち、ここに見える鬼コは、大正八年
 に石工 櫻庭音吉氏がこの鳥居と共に
 工費千五百円で制作したものである。

  霊験あらたかな鬼コの話を聞いて、柏木
 町、日沼、種市、沖等 次々に鬼コをあげ
 て、悪霊、悪疫の退散は勿論、さらに鬼の
 神通力にあやかって強い子供を育てたい
 と祈願するようになったのである。

  これは、全国的に極めて珍しい 津軽
 独徳の神社信仰である。

    平成元年七月吉日
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