石仏・道祖神に会いに・・ 蚶満寺(かんまんじ)  

場 所 秋田県にかほ市象潟町象潟島2
 訪問日  2017年8月4日
 コメント  

 蚶満寺(かんまんじ)は、松尾芭蕉が奥の細道で訪ねたことで有名なお寺です。
また、蚶満寺の周辺は、「象潟」と呼ばれる景勝地です。象潟はかって宮城県の松島と並び称され、小島が点在する入江であった。
松尾芭蕉が奥の細道で、「象潟や雨に西施が合歓の花」という句を残している。


 
      ↑  松尾芭蕉像
  


 ← ↑ 十一面観音像







  ↑ 「奥の細道 蚶満寺」の標柱


 


 ← ↑ 西施像

     中国四大美女の一人。
     紀元前502年~470年頃没

    呉・越の両国が「呉越の興亡」と呼ばれ
    るほどの争いをしていた国難の世に彼
    女は生まれた。
     越王・匂践(こうせん)は、会稽(かいけ
    い)で敗れると美女西施を呉王に献じ、
    呉王の心を乱し、政治を怠らせる政策を
    立てた。西施は、越の救国のためならと
    呉国に赴き献身的に呉王に尽くした。
    後、呉国を滅ぼし会稽の恥をすすぐや、
    越国では西施を愛国精神を具えた天下
    第一の美女として讃え、現在まで広く伝
    えられている。
     救国のためとはいえ敵国に身を捧げた
    悲劇的な美女西施を、俳人松尾芭蕉は
    松島に比べて「うらむがごとし」と象潟の
    風景に似通うものとして俳諧の世界に生
    かした。
    (西施像碑より、抜粋)
 



 ← ↑ 山門と、屋根下の彫刻。



 

  ↑ ここから庭園に入場すると、左のような
    庭園が現れる。





  ↓ 庭園の一角に、三十三観音霊場石仏
 



 ← ↑ 木登り地蔵


      大きく丸く見えているものは、木の
      コブです。
      小さな向こう向いているのが、地蔵。



                     ↑   観音堂と、堂内の木像    →     


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