石仏・道祖神に会いに・・
阿蘇の放牛石仏
↑ 道路脇の小さな小屋に祀られている放牛石仏。阿蘇で、唯一の放牛石仏。→
場 所
熊本県阿蘇郡南阿蘇村摺尾
訪問日
2014年5月17日
コメント
「放牛石仏」とは、江戸時代に、放牛(ほうぎゅう)という僧が、熊本市を中心に玉名、菊池、阿蘇、益城などの寺の境内や、街角に立てた石仏です。
その多くがお地蔵様なので、「放牛地蔵」ともいわれます。
放牛石仏の光背には、「他力 熊本 放牛」と刻まれ、多くのものに何体目の建立に当たるかという番号が、刻まれています。
石仏の光背には、「他力 熊本 放
牛」の文字が刻まれ、裏側には「三十
五体目」の文字が見えます。
また光背には、「たてまつる 蓮の上
の露一と掬い(つゆひとすくい) 三世
の佛に」という 道歌が刻まれています。
道歌:仏教の教えや親孝行の勧めな
どを歌ったもの